ギリギリのJ2残留を果たした山口、今季途中就任のエスナイデル監督の退任を発表「クラブの発展を心より願っております」

6月から指揮を執っていたエスナイデル監督[写真:©︎J.LEAGUE]

レノファ山口FCは13日、フアン・エスナイデル監督(50)の退任を発表した。

今シーズンは開幕から低迷していた山口。指揮を執っていた名塚善寛監督が5月に成績不振により退任。エスナイデル監督は6月からチームを指揮していた。

シーズン後半戦を主に指揮したが、チームは一時復調も再び低迷。23試合を指揮し、6勝7分け10敗の成績。チームは残留ラインギリギリの20位でシーズンを終えていた。

エスナイデル監督はクラブを通じてコメントしている。

「このチームを指揮する機会を与えていただいたクラブに感謝を申し上げます。またチームのためにハードワークをしてくれた選手・スタッフ、どんなときも応援をしていただいサポーターの皆様、スポンサーの皆さま、レノファ山口にかかわる全ての方々に感謝申し上げます」

「この6カ月間、クラブだけでなく山口という場所で素晴らしい時間を過ごすことができました。これも皆様に親切にしていただいたおかげです。多くの可能性を秘めている選手、またクラブの発展を心より願っております。ありがとうございました」

エスナイデル新監督は、レアル・マドリーやレアル・サラゴサ、ユベントス、ポルト、リーベル・プレートなどでプレーし、アルゼンチン代表としても活躍。引退後は、ヘタフェのアシスタントコーチを務めたほか、サラゴサBの監督を務めると、コルドバ、ヘタフェでも監督を務め、2017年から2019年まではジェフユナイテッド千葉の監督を務めていた。

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