喜劇王・タナケンに生瀬勝久、朝ドラ「ブギウギ」追加出演者

現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』の追加キャストが11月13日に発表され、喜劇王・タナケンを生瀬勝久が演じることが分かった。

『ブギウギ』で喜劇王・タノケンを演じる生瀬勝久 (C)NHK

同ドラマは、戦後の日本を象徴するヒット曲『東京ブギウギ』で知られる大スター・笠置シヅ子をモデルに、香川生まれ大阪育ちのヒロイン・花田鈴子(芸名:福来スズ子)が銭湯の看板娘から大スターへと成長する様が描かれる。

生瀬が演じるのは、日本を代表する喜劇役者で、喜劇王・タナケンと呼ばれる棚橋健二。スズ子と舞
台で共演することになり、スズ子の演技の師匠となる人物だ。制作統括・福岡利武氏いわく、生瀨は歌あり踊りありの舞台シーンにも挑むという。

出演に際し、生瀨は「今回、出演のお話をいただき、なじみ深い、大阪制作の朝ドラですから、うれしかったです。喜劇王の役ですので、やはり間とテンポにフォーカスして芝居をしています。ヒロインの趣里ちゃんとは、以前舞台でご一緒して以来の共演で、そのときは、舞台なのにほとんどカラミが無かったので、今回、あの趣里ちゃんがって感じで(笑)。とても楽しくお芝居が出来ました」とコメントしている。

そのほか、スズ子が出産する村西医院の看護師・東役に友近、村山興業の社長・村山トミ(小雪)の秘書で懐刀の矢崎役に三浦誠己、神出鬼没にスズ子やりつ子(菊地凛子)の前に現れる三流ゴシップ雑誌『真相婦人』の芸能記者・鮫島役にみのすけが決定した。

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