鎌田大地、ローマダービーでウィング起用…ラツィオのサッリ監督が理由を説明 「苦し紛れだった」

13日に行われたラツィオ対ローマのダービーマッチは0-0のスコアレスドローに終わった。

この日もベンチスタートになった鎌田大地は後半37分にFWフェリペ・アンデルソンとの交代で出場。

『Sky』などによれば、マウリツィオ・サッリ監督は試合後に鎌田についてこう話していたそう。

「鎌田について?彼のことはずっと話している。

私は彼が好きだが、様々な理由によってルイス・アルベルトとの同時起用が難しい。

ただ、彼は完全にフィットしたら、多くを与えることができるはずだ。

少しだけ出場する選手について話しているのではない。彼が我々にとって重要な選手になってくれることを願っている。

悪いことに(次節は)ルイス・アルベルトが出場停止になるが、鎌田は日本代表に行くので、戻ってくるのは土曜になるだろう。

(鎌田のウィング起用については)

苦し紛れに彼を投入した。別の交代をする考えがあった。

チーロ(・インモービレ)が疲れていたので、バレンティン・カステジャノスを投入したかった。

だが、残念なことに、アンデルソン、アダム・マルシッチ、マティアス・ベシーノが交代を求めてきた」

MFベシーノは後半20分に途中投入されるも、後半30分に途中交代。その後、マルシッチはアンデルソンと同じタイミングで交代した。本当は鎌田ではなく、ストライカーのカステジャノスをインモービレに代わって投入したかったようだ。

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ラツィオはインターナショナルマッチウィーク明けの25日(土)にサレルニターナと対戦する。

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