登山シーズンに終わり告げる 奥日光で閉山祭 登山者は前年比約4千人増

登拝門にかんぬきをかける斎藤権宮司

 奥日光の日光二荒山神社中宮祠で11日、男体山をはじめとする日光連山の登山シーズンに終わりを告げる閉山祭が行われた。厳かな雰囲気の中、男体山登山道入り口の登拝門が神職によって閉じられた。

 同神社によると、今年の の約3万6千人だった。

 閉山祭は午前10時ごろに始まり、地元代表者や関係者が参列して神事が執り行われた。その後、登拝門へ移動し、2人の神職が門の扉を閉め、斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司が門にかんぬきを掛けた。

 同神社の町井康祐(まちいこうすけ)中宮祠部長は「今年も多くの方に登っていただいた。皆さんが安全に楽しく登山できるよう、準備をしっかりして来年もお待ちしたい」と話した。

登拝門にかんぬきをかける斎藤権宮司

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