30年冬季五輪招致を政府支持 スウェーデン、財政保証検討へ

冬のリゾート村として知られるスウェーデン中部オーレ=2019年6月

 【ジュネーブ共同】スウェーデン政府は12日、同国の2030年冬季五輪招致を支持する方針を示した。今後は財政保証へ向けて詳細な条件を検討していくという。同国主要紙ダーゲンス・ニュヘテルが報じた。

 スウェーデンはストックホルム・オーレで26年冬季五輪招致に挑んでイタリアのミラノ・コルティナダンペッツォに敗れたが、スウェーデンの国内オリンピック委員会が6月に記者会見して30年五輪の招致活動を本格化させると表明していた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、30年と34年の冬季五輪開催地について今月末からの理事会で候補地を絞り込んで来夏の総会(パリ)で同時決定する方針。

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