合計8ゴールの壮絶な打ち合い、追いつかれたグアルディオラ監督はドローに「公平な結果」と評価

最後に追いつかれて引き分けに終わったシティのグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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13日、プレミアリーグ第12節でシティはアウェイでチェルシーと対戦した。

今季も調子が良いとは言えないチェルシーとの試合だったが、グアルディオラ監督は試合前から警戒。その通りの試合展開となった。

シティは25分にアーリング・ハーランドのPKで先制。しかし、4分後に追いつかれてしまうと、37分には古巣対戦のラヒーム・スターリングにゴールを許し、逆転されてしまう。

それでも前半アディショナルタイムにマヌエル・アカンジが同点ゴールを奪うと、後半に入り47分にはハーランドが2点目を奪い逆転に成功する。

67分に再び追いつかれるも、86分にはロドリのゴールが生まれて再び勝ち越し。このまま勝利かと思われたが、アディショナルタイムにこちらも古巣対戦のコール・パーマーにPKを決められ、壮絶な打ち合いは4-4のドローに終わった。

試合後、グアルディオラ監督は記者会見で「妥当な結果」とドローについて言及。難しい試合だったと振り返った。

「もっと良くなった可能性もあるが、悪くなる可能性もある。だからプレミアリーグにとっては良いことだ」

「彼らはより良いスタートを切り、多くの新しい選手たちと共にここで何かを築こうとしている」

「緊迫した試合だった。トランジションで2-3となる場面もあったが。試合を終わらせるつもりはなかった。残り40分では多くのことが起こる可能性があったからだ」

「3-4となった時、我々は幸運であり、完璧な決断はできなかった。ただ、彼らのクオリティはそのままだった」

「現時点では両チームとも勝利を目指したため、妥当な結果と言えるだろう」

「多くのことが起こるだろうが、もちろん我々はアディショナルタイムを過ごしており、より良い守備ができた。PKはPKだ。多くのチャンスを作り、スタンフォード・ブリッジを訪れた中では最も多くのチャンスを作ったが、彼らもたくさんのチャンスを作っていた」

また、現在は中位にいるチェルシーについても言及。印象は変わらないとし、これからも難しい相手になるとした。

「以前も、今も、これからも、彼らがいかに優れているかという意見を持っていたが、何も変わっていない」

「チェルシーはチェルシーであり、彼らは過去20年間で最高のチームの1つだ。何か違うということは期待できなかった」

「我々が負けてから長期間が経ったというのであれば、それは良い兆候だろう。今日は我々は負けなかったし、多くのチャンスを作り、良いポイントを獲得して去ることができる。両チームにとって公平な結果だ」

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