日本海側を中心に寒波が到来した13日朝、兵庫県最高峰の氷ノ山(標高1510メートル)で初冠雪が観測された。やぶ市観光協会(養父市八鹿町)によると、昨年より18日早いが、例年並みという。麓にあるハチ高原では20センチ以上も積もり、山間部は一気に冬化粧となった。
同協会によると、12日の雨がみぞれから雪に変わり、13日午前6時20分ごろ、山裾よりも高い場所で積雪を観測したという。山頂付近は霧が立ち込め、麓からは山肌が見えない状態だった。
ハチ高原は例年より少し早い初雪で、ハチ高原観光協会は「麓までこれほど降るのはめったにない」とした。(吉田みなみ、丸山桃奈)