ダニエル太郎、イタリアの20歳にV阻止され2週連続優勝ならず「愛媛国際オープン」

ダニエル太郎、フルセットの接戦で敗れ2週連続優勝ならず

日本で4週連続開催となるATPツアー下部のチャレンジャー大会の初戦「ユニ・チャーム トロフィー 愛媛国際オープン」(愛媛県松山市・愛媛県総合運動公園/ハードコート)のシングルス決勝が13日に行われ、第3シードのルカ・ナルディ(イタリア/世界ランク143位)が、2週連続優勝を狙った第1シードのダニエル太郎(エイブル/同86位)を3-6、6-4、6-2で下し、今季チャレンジャー大会2勝目を挙げた。

11月1週目にオーストラリア・シドニーで行われたチャレンジャー大会で8度目の優勝を果たしたダニエルは、今大会第1シードとして登場。1回戦でワイルドカード(主催者推薦)の中川舜祐(伊予銀行/同1768位)に6-1、6-2と快勝で初戦を突破すると、2回戦以降も接戦をものにして2週連続で決勝に進んだ。

決勝の相手となったのは、第3シードのナルディ。今年のウィンブルドン予選で対戦し、ダニエルが6-3、6-3で勝利している。

この日の試合は第1セットでダニエルが第5、第9ゲームと2度のブレークに成功。ナルディにブレークポイントを握らせず6-3でセットを奪う。第2セットもナルディの最初のサービスゲームを破って3-0とリード。だが、ここからナルディに2度のブレークを許して挽回され、ダニエルは4-6でセットを落とすと、最終セットもチャンスを握れず2ブレークされ2-6。フルセットの末に惜しくも2週連続優勝とはならなかった。

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