高嶋政宏 俳優歴37年でたどり着いた結論、役者として一番楽しい事は・・・

俳優の髙嶋政宏が11月11日放送の日本テレビ系Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。芸歴37年の髙嶋が、人生の楽しみを明かした。

21歳の時に両親と同じ芸能の世界へ、右も左もわからぬまま飛び込んだ髙嶋は「デビューして最初の頃、東宝芸能という事務所で」と思い起こし、「ドラマとか映画とかの仕事はきてたんですけど、“まだお前の芝居で話(オファー)が来てるんじゃない”っていうのをね、すごい言われてましたね。常に“ふがいない自分”みたいな」と、順風満帆ではなかったデビュー当時を回顧。

そんな髙嶋は芸歴37年となり、「やっぱりね、台本よりも面白くするっていうことですね」と俳優として“もう一段上げてくれた気づき”を明かし、「ある時、監督から“あなたの役をやりやすい風に変えていい”、つまりそれが役作りというね」と、監督からの一言で、1つのセリフをあの手この手を尽くし輝かせ、役作りの時間を楽しみ始めたことを告白。

さらに「“つくづく現場が好きなんだな”っていう。撮影の現場が」と現在の胸の内を明かし、「人生の楽しみは、映画でもドラマでもバラエティーでも、その現場が最高に楽しい瞬間で、下手したら完成したものより現場が、そこにいることが無上の喜びっていう」と、58歳で感じた“撮影現場が最高に楽しい”という思いを打ち明けた髙嶋。

最後に若者たちへ「好きな事をやった方がいいですよ。自分が本当に好きなものを、人の影響じゃなく」とメッセージを送り、「“今これにハマってんだぞ。これが僕のこだわりなんです”って言ってても、疲れたら辞めてもいいし、自分が飽きちゃったらもう辞めちゃってもいいし、これは最近すごい思いますよね」と、58年生きてわかった本音を明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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