兵庫県内各地は13日朝、上空に流れ込んだ寒気の影響で今季一番の冷え込みとなった。県内の観測所20カ所のうち17カ所で最低気温を更新。北部では雪が降り、平年より5度以上下がった地点もあった。
気象庁によると、神戸の最低気温は7.4度。平年より4度以上低く、12月上旬並みの寒さとなった。神戸市中央区のJR元町駅前では、通勤客らがダウンジャケットやマフラーなどを着込み、寒さに肩をすくめながら仕事場に向かった。
日本気象協会の予報では14日、県南部では高気圧に覆われて晴れるが、明け方まで雨の降る所がある見込みという。(笠原次郎)