【DDT】MAOがマット・カルドナとの大乱戦を制しUNIVERSAL王座奪還!「次の挑戦者はデムースさんです!」

DDTプロレスが11月12日、東京・両国国技館で秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」を開催した。MAOがマット・カルドナとのノーDQマッチを制して、DDT UNIVERSAL王座の奪還に成功した。

両者は大会前日の会見で「3分1本勝負」という名の乱闘を展開。MAOのノーDQマッチ要求を、王者のカルドナが受諾して、反則裁定なしの試合形式に変更された。

カルドナはいきなり必殺技のレディオサイレンスを繰り出し先制攻撃。要所要所でカルドナの女性マネジャーのステフ・デ・ランダーが介入し、荒れた展開に。カルドナが容赦なくイス攻撃の連打。MAOはトップロープからダイブし、プラスチックケースで殴打。

場外ではMAOのセコンドに就いた勝俣瞬馬が加勢。ところがカルドナと衝突したレフェリーが失神。この事態にヨシヒコがレフェリーシャツを着て登場。

一進一退の戦いのなかで、ステフがヨシヒコを場外に投げ飛ばす。MAOが旋風脚を叩き込むと、ようやくレフェリーが復活。カルドナはベルトで殴ると、プラスチックケースでぶっ叩く。さらに、カルドナはプラスチックケースを3つ重ね、雪崩式狙いも、MAOがパンチ。そのままMAOは雪崩式ラフライダーをプラスチックケースの上に決めて、元WWEスーパースターのカルドナから勝利を奪った。

MAOは「次の挑戦者はデムースさんです!」と叫んで退場。デムースは元CMLL戦士で、11・16新宿FACEから参戦。11・19エディオンアリーナ大阪第二競技場では、MAOとの一騎打ちが組まれている。

バックステージでMAOは「ベルト獲って泣いたとか初めて。辛かった記憶とかフラッシュバックしてきた。手元にユニバーサルのベルトが戻ってきた。今なら俺のやりたいことができる。ここからがスタート。ここから新しい物語が始まります。デムースさんとの対戦が決まってるんですけど、パッと頭に浮かんで。何の了承ももらえてないけど、勝手に言いきりました。実績をつくったことで、海外での活動でも、“DDTのチャンピオンが来たぞ”ってなるから。覚悟のベルトです」と力を込めた。

王座から陥落したカルドナは「負けました! モントリオール事件よりヤバい! 東京事件だ。レガシーを刻む一夜のはずだったが、UNIVERSAL王座は見当たらない。あの2人は誰? カツマタとコジマ(小嶋斗偉)? そりゃ計画外だった。あの2人は来るべきじゃない。クリスマスで愛猫の好きなおもちゃがなくなった! 次戻る時にDDTの最高峰の無差別級を狙おうとする」と荒れていた。

【大会名】Ultimate Party 2023
【日時】2023年11月12日(日)
【会場】東京・両国国技館
【観衆】4785人(満員)

▼オープニングマッチ KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○高尾蒼馬&翔太 vs 高梨将弘&アントーニオ本多●<挑戦者組>
7分46秒 エビ固め
※ジントニック。第80代王者組が初防衛に成功。

▼第二試合 時間差入場タッグランブル 時間無制限勝負
岡田佑介&○高鹿佑也<3> vs KANON&MJポー●<5>
9分32秒 アマレス式カニ挟み
※<>内は入場順。
【試合経過】
①○土井成樹&須見和馬<4> vs 夢虹●&瑠希也<2>
4分18秒 エビ固め
※バカタレ・スライディングキック
②KANON&○MJポー vs 小嶋斗偉●&石田有輝<1>
6分38秒 片エビ固め
※ランニング・ボディープレス
③○岡田佑介&高鹿佑也 vs 土井成樹●&須見和馬
7分53秒 オーバー・ザ・トップロープ

▼第三試合 東京女子プロレス提供6人タッグマッチ 20分一本勝負
○荒井優希&宮本もか&鈴木志乃 vs 鈴芽&遠藤有栖&上原わかな●
11分15秒 片エビ固め
※Finally

▼第四試合 スペシャル8人タッグマッチ~ジャパニーズ土下座マッチ 30分一本勝負
●高木三四郎&彰人&大石真翔&川松真一朗 vs ヨシ・タツ&ヨシ・ヒコ&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン○
8分20秒 土下座
※相手を土下座させて謝らせたほうが勝利となる特別ルール

▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○黒潮TOKYOジャパン vs 正田壮史●
13分14秒 十字架固め

▼第六試合 スペシャル6人タッグマッチ~DDTvsVOODOO-MURDERS~ 30分一本勝負
秋山準&HARASHIMA&○納谷幸男 vs 斉藤ジュン&斉藤レイ&歳三●
10分11秒 体固め
※世界一のバックドロップ

▼第七試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔 vs 遠藤哲哉●
14分50秒 TKO勝ち
※クロスオーバー・フェースロック→レフェリーストップ

▼第八試合 グッドコムアセット presents 赤井沙希引退試合~強く、気高く、美しく~ 30分一本勝負
●赤井沙希&坂口征夫&岡谷英樹 vs 丸藤正道&樋口和貞&山下実優○
20分30秒 片エビ固め
※Skull Kick

▼第九試合 ニベア クリームケア ボディウォッシュ W保水美肌 presents アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~Dramatic Dream Round“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ 無制限ラウンド
<王者>○高橋ヒロム vs 平田一喜●<挑戦者>
5R 3分53秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
※ラウンドごとにルーレットで試合ルールを決定する特別ルール。第1ラウンド(2分)=ミュージカルシチュエーションデスマッチ、第2ラウンド(2分)=ハンディキャップマッチ、第3ラウンド(2分)=目隠し乳隠しデスマッチ、第4ラウンド(2分)=ダンシングデスマッチ、第5ラウンド(55分)=ダンシングデスマッチ。第1589代王者が防衛に成功。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●高橋ヒロム vs IWGPジュニアヘビー級のベルトさん○<挑戦者>
17時36分 体固め
※ヒロムが防衛に失敗、IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが第1590代王者となる。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●IWGPジュニアヘビー級のベルトさん vs 平田一喜○<挑戦者>
17時37分 体固め
※IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが防衛に失敗、平田が第1591代王者となる。

▼第十試合 DDT UNIVERSAL選手権試合~ノーDQマッチ 60分一本勝負
<王者>●マット・カルドナ with ステフ・デ・ランダー vs MAO○<挑戦者>
16分50秒 片エビ固め
※雪崩式ラフライダー・オン・ザ・プラケース。カルドナが2度目の防衛に失敗、MAOが第12代王者となる。

▼ダブルメインイベントⅠ ドラマティック・ドリームマッチ 60分一本勝負
○クリス・ジェリコ vs KONOSUKE TAKESHITA●
23分35秒 ウォールズ・オブ・ジェリコ

▼ダブルメインイベントⅡ KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●クリス・ブルックス vs 上野勇希○<挑戦者>
29分39秒 体固め
※WR。クリスが3度目の防衛に失敗、上野が第82代王者と

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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【動画】MAOが場外へ宇宙人プランチャからプラケースでカルドナを殴打

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