【DDT】元WWEの黒潮TOKYOジャパンが正田壮史に出直しの勝利!「すごいかすごくないかと言ったら、すごいと思う」

DDTプロレスが11月12日、東京・両国国技館で秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」を開催した。9月にWWEを退団した黒潮TOKYOジャパン(イケメン二郎改め)がDDTの“スーパールーキー”正田壮史を破り、日本での出直しの勝利を挙げた。

帰国早々、黒潮はDDT両国大会への参戦を熱望。米国で親交のあったKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)が推薦した正田との対戦を希望し、この一騎打ちが実現した。

黒潮は7日と8日に新宿FACEで自主興行を開催したが、YAMATO、鈴木みのるらに敗退。国内復帰初勝利をかけ、正田と激突。正田は従来のパンタロンスタイルを、この日からショートタイツにコスチュームチェンジして臨んだ。

正田は得意のキック、飛びつきDDTで攻めていくが、黒潮はジャケットパンチ、スワントーンボム、イケメン落としで応戦。正田はキック連打からチカラKOBUムキムキを繰り出すも、カウントは2。切り返した黒潮は十字架固めで丸め込んで3カウントを奪取した。

バックステージで黒潮は「タケ(竹下)が“いい”と言っていた正田選手との戦いが両国でできてうれしい。キャリア1年の選手を迎え入れる13年選手っていう自分にちょっと傷ついた。“いい”と言われていても、まだまだじゃないかな? もっといいものをいっぱいもってるから。基礎を磨いたほうがいい。ただ、俺がアイツと同じキャリアのとき、俺はアイツよりもっとダメだったから。すごいかすごくないかと言ったら、すごいと思う。また改めて戦いたい」と辛口ながら、正田を評価していた。

また、佐々木大輔vs遠藤哲哉の元ダムネーション対決は、遠藤が場外に立てたテーブルにセットした佐々木めがけてスワン式ファイアーバードスプラッシュを敢行するなど奮闘するも、佐々木のクロスオーバー・フェースロックで捕獲され、レフェリーストップ負け。佐々木は「アイツからは、ありがとうって聞こえた。あれが哲哉の本心だろ。あとはアイツが答えを決めるんじゃねぇのか。何か救いを求めてるんだろ?」、遠藤は「俺は必ず復活します。ここから、またゼロからマイナスから、またDDTのトップに立ちます」とコメント。

なお、第6試合終了後、フェロモンズ解散に伴い欠場を続けていた飯野雄貴がスーツ姿で登場。飯野は「フェロモン抜き、セクシー抜きをするため施設に入ってました。無事に退所しました。D王では絶対に優勝します。そして新たな飯野に皆さん、ご期待ください」とマイク。

【大会名】Ultimate Party 2023
【日時】2023年11月12日(日)
【会場】東京・両国国技館
【観衆】4785人(満員)

▼オープニングマッチ KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○高尾蒼馬&翔太 vs 高梨将弘&アントーニオ本多●<挑戦者組>
7分46秒 エビ固め
※ジントニック。第80代王者組が初防衛に成功。

▼第二試合 時間差入場タッグランブル 時間無制限勝負
岡田佑介&○高鹿佑也<3> vs KANON&MJポー●<5>
9分32秒 アマレス式カニ挟み
※<>内は入場順。
【試合経過】
①○土井成樹&須見和馬<4> vs 夢虹●&瑠希也<2>
4分18秒 エビ固め
※バカタレ・スライディングキック
②KANON&○MJポー vs 小嶋斗偉●&石田有輝<1>
6分38秒 片エビ固め
※ランニング・ボディープレス
③○岡田佑介&高鹿佑也 vs 土井成樹●&須見和馬
7分53秒 オーバー・ザ・トップロープ

▼第三試合 東京女子プロレス提供6人タッグマッチ 20分一本勝負
○荒井優希&宮本もか&鈴木志乃 vs 鈴芽&遠藤有栖&上原わかな●
11分15秒 片エビ固め
※Finally

▼第四試合 スペシャル8人タッグマッチ~ジャパニーズ土下座マッチ 30分一本勝負
●高木三四郎&彰人&大石真翔&川松真一朗 vs ヨシ・タツ&ヨシ・ヒコ&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン○
8分20秒 土下座
※相手を土下座させて謝らせたほうが勝利となる特別ルール

▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○黒潮TOKYOジャパン vs 正田壮史●
13分14秒 十字架固め

▼第六試合 スペシャル6人タッグマッチ~DDTvsVOODOO-MURDERS~ 30分一本勝負
秋山準&HARASHIMA&○納谷幸男 vs 斉藤ジュン&斉藤レイ&歳三●
10分11秒 体固め
※世界一のバックドロップ

▼第七試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔 vs 遠藤哲哉●
14分50秒 TKO勝ち
※クロスオーバー・フェースロック→レフェリーストップ

▼第八試合 グッドコムアセット presents 赤井沙希引退試合~強く、気高く、美しく~ 30分一本勝負
●赤井沙希&坂口征夫&岡谷英樹 vs 丸藤正道&樋口和貞&山下実優○
20分30秒 片エビ固め
※Skull Kick

▼第九試合 ニベア クリームケア ボディウォッシュ W保水美肌 presents アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~Dramatic Dream Round“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ 無制限ラウンド
<王者>○高橋ヒロム vs 平田一喜●<挑戦者>
5R 3分53秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
※ラウンドごとにルーレットで試合ルールを決定する特別ルール。第1ラウンド(2分)=ミュージカルシチュエーションデスマッチ、第2ラウンド(2分)=ハンディキャップマッチ、第3ラウンド(2分)=目隠し乳隠しデスマッチ、第4ラウンド(2分)=ダンシングデスマッチ、第5ラウンド(55分)=ダンシングデスマッチ。第1589代王者が防衛に成功。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●高橋ヒロム vs IWGPジュニアヘビー級のベルトさん○<挑戦者>
17時36分 体固め
※ヒロムが防衛に失敗、IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが第1590代王者となる。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●IWGPジュニアヘビー級のベルトさん vs 平田一喜○<挑戦者>
17時37分 体固め
※IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが防衛に失敗、平田が第1591代王者となる。

▼第十試合 DDT UNIVERSAL選手権試合~ノーDQマッチ 60分一本勝負
<王者>●マット・カルドナ with ステフ・デ・ランダー vs MAO○<挑戦者>
16分50秒 片エビ固め
※雪崩式ラフライダー・オン・ザ・プラケース。カルドナが2度目の防衛に失敗、MAOが第12代王者となる。

▼ダブルメインイベントⅠ ドラマティック・ドリームマッチ 60分一本勝負
○クリス・ジェリコ vs KONOSUKE TAKESHITA●
23分35秒 ウォールズ・オブ・ジェリコ

▼ダブルメインイベントⅡ KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●クリス・ブルックス vs 上野勇希○<挑戦者>
29分39秒 体固め
※WR。クリスが3度目の防衛に失敗、上野が第82代王者と

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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