人質解放「可能性ある」 イスラエル首相

イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】イスラエルのネタニヤフ首相は12日放送の米NBCテレビのインタビューで、イスラム組織ハマスが拘束する人質の解放交渉が妥結する「可能性はある」とした上で、イスラエル軍による「軍事圧力の結果だ」と主張、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻の成果を強調した。詳細は明かさなかった。

 ネタニヤフ氏は、現在の戦闘でハマスの壊滅に成功した場合、その後にハマスの再出現を防げるのはイスラエル軍だけだと指摘し「ガザ地区の安全保障の責任はイスラエルが持つ」と強調。ガザには「別の統治機関が必要だ」と述べた。

 バイデン米政権はイスラエルのガザ再占領に反対している。

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