大河ドラマ「どうする家康」第44回・徳川幕府誕生

江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。「徳川幕府誕生」と題する第44回(11月19日放送)では、征夷大将軍となった家康が江戸に幕府を開く。

榊原康政(左、杉野遥亮)、本多忠勝(右、山田裕喜)の肩を叩く徳川家康(中央、松本潤)(C)NHK

ついに、家康(松本潤)率いる東軍が、石田三成(中村七之助)率いる西軍との決戦に臨むも、息子・秀忠(森崎ウィン)率いる主力軍が開戦に間に合わず遅参した前回(11月12日放送)。

このままでは数で圧倒的に西軍に劣ることとなり、家康は野戦での勝負を決断。両陣合わせ15万が集結した関ヶ原で、ついに天下分け目の大戦が始まるのだった。

関ヶ原での本戦は東軍の勝利で終わり、大坂城で関ヶ原の戦勝報告をおこなう家康。しかし、茶々(北川景子)からは、茶々の次男・秀頼と孫娘・千姫との婚姻を約束させられ、不満を隠せないでいた。

時は流れ、慶長8年(1603年)。征夷大将軍となった家康は江戸に幕府を開き、のちに外交顧問として重用されることとなるウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国づくりに励むが、後継の秀忠の頼りなさが家康の不安の種であった。

そんななか、徳川四天王のひとりとして家康を支えてきた家臣・本多忠勝(山田裕貴)が老齢を理由に隠居を申し出る。一方、大坂では大野治長(玉山鉄二)が、茶々の下に戻って反撃の機会を伺い・・・。

本作は、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性派ぞろいの家臣団と力を合わせて生き延びてきた男が、天下統一に辿り着くまでの物語。放送はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、BSプレミアムは夕方6時から、BS4Kでは昼12時15分から。

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