経産省、米に新興企業の支援拠点 海外進出を後押し

日本の新興企業向け支援拠点=米シリコンバレー(経産省提供・共同)

 【シリコンバレー共同】経済産業省は米シリコンバレーで現地時間12日夕(日本時間13日午前)、日本のスタートアップ(新興企業)向け支援拠点の開設式典を行った。12月にオープン予定。大学や民間企業、日本貿易振興機構(ジェトロ)などの産学官連携で、海外進出を後押しする。

 5年間で千人程度を海外派遣し、起業家を育てるという岸田政権のスタートアップ育成5カ年計画の一環。

 式典には、アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議などのために訪米中の西村康稔経産相や地元市長らが参加。西村氏は「若者が、世界を変えるためのイノベーションを起こしてほしい」と強調した。

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