静岡学園が激闘を制し2年ぶりの優勝! 藤枝東との名門決戦で全国切符をつかむ 全国大会組み合わせ抽選会は11月20日(高校サッカー選手権 静岡県大会)

11日、高校サッカー選手権県大会決勝が行われ、静岡学園が、藤枝東との名門対決を制し全国切符をつかみました。その激闘をたっぷりご覧ください!

2年ぶりの優勝を狙う静岡学園と、2年連続、決勝で涙をのんでいる藤枝東が激突した決勝戦。

試合序盤、攻勢を仕掛けたのは静学。7番 庄が仕掛け、15番 宮嵜がシュート。こぼれ球を24番 水野、これは惜しくもバーの上。すると、その直後でした。庄のビューティフルゴールで先制します。

対する藤枝東は20分、左サイド11番 江口のクロス、キーパーがはじいたところをを9番 湯山。ここはゴールなりませんでしたが、迎えた29分でした。エース植野がヘッドで押し込み、試合を振り出しに戻します。

逆転を狙う藤枝東は40分、5番 河野のスルーパスに江口。ここは、東京ヴェルディ内定、静学のGK中村がビッグセーブ。逆転ゴールを許しません。

前半はお互いの良さを出し合い、1対1で折り返します。

後半、最初のチャンスは静学。3分、宮嵜がドリブルで攻め込むと、最後はJ2徳島内定の10番 高田。これはゴールならず。

すると18分藤枝東にビッグチャンス。江口のヘッドは無情にもクロスバーにはじかれ、逆転ゴールとはなりません。

一方、静学は26分。静学、3年生 宮嵜のゴールで勝ち越しに成功します。

追いかける藤枝東はアディショナルタイム、最後まで果敢にゴールを狙いますが…静岡学園が2-1で勝利。2年ぶり14回目の優勝を飾りました。

(静岡学園 宮嵜 隆之介 選手)

「最後ゴールというかたちで仕事ができて良かった。庄 大空が中に切り込んで、裏に出してくれることは分かっていたので、走りこんでから かわして、シュートまでいくイメージはできていた。(全国では)簡単な試合はないと思うが、一試合一試合、全力で向かっていきたい」

(静岡学園 中村圭佑 主将)

「苦しい時間が続く中で、攻撃陣が2点とってくれて最高の試合。日本一が自分たちの目標、ブレずにみんなで力を合わせて戦うだけ」

全国選手権の組み合わせ抽選会は11月20日、そして12月28日に開幕します。静岡学園 4大会ぶりの全国優勝、期待したいですね!

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