道頓堀のグリコ看板で糖尿病啓発 大阪・ミナミ、糖質の適正摂取を

 江崎グリコは13日、糖尿病の予防や治療について啓発する「世界糖尿病デー」を14日に迎えるのにちなみ、大阪・ミナミの電子看板「道頓堀グリコサイン」を、糖質の適正摂取を呼びかける特別仕様に変更した。19日までの間、日没の30分後から午後9時まで定期的にメッセージを掲示する。

 13日午後5時半に「関西グルメで適正糖質」と表示した。とん平焼や肉吸いなど低糖質な関西名物を、イラストとともに掲載。1食当たりの糖質摂取量を20~40グラム程度に抑えることを訴えた。

 グループ広報部の青山沙帆さんは「低糖質な関西グルメを通じて、糖尿病を身近なものとして考えてほしい」と話した。

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