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新幹線のネット予約サービス「スマートEX」を悪用して大量のチケットを盗んだ疑いで、13日、中国籍の男が追送検されました。
私電磁的記録不正作出・供用と窃盗の疑いで追送検されたのは、中国籍で、広島市安佐南区山本新町に住む無職の男(41)=窃盗罪で起訴=です。
警察によりますと、男は氏名不詳の者と共謀して、2022年3月3日頃から7月13日頃までの間、JR横川駅など3か所の券売機で新幹線チケット103枚(販売価格145万9470円分)を盗んだ疑いが持たれています。
いずれのチケットも、フィッシング詐欺などで入手した他人名義のクレジットカード番号を利用し、スマートEXで予約した上で、券売機で発券するという手口で盗んだとみられています。
調べに対して、男は容疑を認めているということです。
男は22年7月22日に同様の手口で新幹線チケット3枚を盗んだ疑いで同年11月に逮捕され、これまでに計3回、警察に逮捕されていました。
今回の追送検分も含めたチケットの被害枚数は計114枚、被害総額は160万9490円にのぼるということです。
男は23年1月、窃盗の罪で起訴されています。共犯者については特定できておらず、現在も捜査が続いています。