税金の滞納について国会で追及を受けていた愛知5区選出、衆議院議員の神田憲次財務副大臣(60)が、副大臣を辞任しました。
(神田憲次財務副大臣)
「私のこの問題が、大事な大事な国会にご迷惑をおかけすることになることを避けたいと思いましたので、それは私の本意でもございませんし、きょう副大臣の職を辞することで、鈴木大臣宛に辞表届けを提出したところであります」
神田氏は、税金の滞納を繰り返し、代表取締役を務める名古屋市内の会社の建物などが過去に4回、差し押さえられていたことが判明し、国会で謝罪していました。
その神田氏は13日、副大臣職の辞表を提出し受理されました。支持率が過去最低を記録している岸田内閣にとって、より一層の打撃となりそうです。
神田副大臣の辞任に、地元愛知5区、名古屋市中村区の有権者は。
(80代女性)
「議員が税金を滞納してどうする。たわけか。(議員は)やめてもらわないと」
(30代男性)
「普通だったらすぐ辞める。すぐ辞職しないのはどうなのか。(財務省の)下の人たちや国民に失礼じゃないか」
(80代男性)
「あきれ返っている。任命する側も責任があるし、受ける側も責任がある」
(30代女性)
「恥ずかしい。財務副大臣という立場にあるのに、税金を滞納するのは大人としてどうか。副大臣が滞納しているなら私たちも払いたくない」
そして名古屋市長のこの人は。
(名古屋市・河村たかし市長)
「辞めなあかんに決まっとる。4回も滞納していることが構造的に問題。あとは議員をやめるかどうか」