ジローナ5連勝で首位キープ、レアル・マドリード&バルセロナも白星 久保建英は後半から出場|ラ・リーガ 第13節 結果まとめ

写真:ヴィニシウスは2ゴールを挙げチームの勝利に貢献した ©Getty Images

現地時間11月10日から12日にかけて、ラ・リーガ第13節の試合が行われた。

首位に立つジローナはアウェーで難敵ラージョ・バジェカーノと対戦。開始5分にアルバロ・ガルシアにゴールを決められ先制を許したが、42分に右からのクロスをアルテム・ドフビクが沈めて同点に追いつくと、65分にはドフビクのシュートを相手GKが弾き、その跳ね返りをサヴィオが押し込み勝ち越しに成功。そのまま2-1で勝利を収めている。

バレンシアをホームに迎えたレアル・マドリードは、開始わずか3分に右サイドを駆け上がったダニエル・カルバハルが見事なボレーシュートを決めて先制すると、42分、49分とヴィニシウス・ジュニオールが連続ゴールを奪ってリードを広げる。3点目直後の50分には相手GKのパスミスを拾ったロドリゴが難なく追加点を奪い、84分にはロドリゴが5点目。試合終了間際に1点を返されたものの、5-1で大勝を飾った。

アラベスとのホームゲームに挑んだバルセロナは、開始早々に先制を許し、その後もピンチを招いたものの、後半に入り反撃を開始。53分に右サイドからのクロスをロベルト・レヴァンドフスキが頭で合わせて同点に追いつくと、76分にはフェラン・トーレスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをレヴァンドフスキが冷静に決めて78分に逆転し、2-1で勝利を収めた。

アルメリア vs レアル・ソシエダはスコアレスで前半を折り返し、迎えた62分にCKからミケル・オヤルサバルが押し込み、レアル・ソシエダが先制。対するアルメリアもセルヒオ・アリバスのゴールで1点を返したものの、レアル・ソシエダは後半アディショナルタイムにカルロス・フェルナンデスのPKとマルティン・スビメンディのヘディングシュートで突き放し、3-1で勝利を収めた。久保建英は後半開始からピッチに立ち、CKキッカーとして3点目を演出した。

アトレティコ・マドリードは直前にパチェタ監督を解任したばかりのビジャレアルとホームで対戦。20分に先制を許したものの、前半終了間際にアクセル・ヴィツェルのゴールで同点に追いつくと、終盤にはアントワーヌ・グリーズマンとリノが追加点を奪い逆転勝利を収めた。

アスレティック・ビルバオ vs セルタは激しい点の取り合いとなり、4-3でアスレティック・ビルバオが勝利。セビージャ vs ベティスの「アンダルシアダービー」は72分にベティスが先制したものの、セビージャも79分にイヴァン・ラキティッチが同点ゴールを奪い、1-1の痛み分けに終わった。グラナダ vs ヘタフェ、オサスナ vs ラス・パルマスも1-1の引き分けに終わっている。

なお、12日に予定されていたマジョルカ vs カディスの一戦は、マジョルカのコソボ代表FWヴェダド・ムリキが同日に行われるコソボ代表 vs イスラエル代表に向けてコソボから招集されたことを受け、試合の公平性を担保するため延期が決定。11月29日に行われることになった。

◉ラ・リーガ 第13節 結果
アスレティック・ビルバオ 4-3 セルタ
ラージョ・バジェカーノ 1-2 ジローナ
アルメリア 1-3 レアル・ソシエダ
ジローナ 1-1 ヘタフェ
オサスナ 1-1 ラス・パルマス
レアル・マドリード 5-1 バレンシア
バルセロナ 2-1 アラベス
セビージャ 1-1 ベティス
アトレティコ・マドリード 3-1 ビジャレアル
マジョルカ 延期 カディス

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