今シーズン初の積雪 野菜の収穫やタイヤ交換など大慌て 広島

広島県内各地は、今シーズン一番の冷え込みとなり、北部では積雪を観測しました。

急な冬将軍の訪れに、街の人や農家からは困惑の声です。

安芸太田町の小板地区。一面、雪景色となりました。

■農家男性

「雪の白菜白菜採ったんです、これを」

■農家男性

「白菜なんか作っとったらね、はよ降ったら、(白菜が)だめになるようなときもあるんですがね」

ダイコンは、雪が積もる前に収穫する予定でしたが間に合いませんでした。

■農家

「まあこんなに降るとは思わんけえ、野菜もとっとらんかったけえ、今雪の下に今のようになってしもうてね」

野菜以外でも、冬に備える前の突然の雪だったと言います。

■農家の男性

「みるみるうちに…。タイヤをやりかえとかんとやれんかなと思って、やっていたうちにどんどん降っていって、一時向こうが見にくいくらい降っていた時もあった」

13日、広島県内の最低気温は、19の観測地点のうち15で、今シーズンの最低を記録。

北広島町八幡では、観測史上最も早い積雪となりました。

道路にも一時、こんな影響が出ていました。

■久保田栄作記者リポート

「午前11時45分現在の戸河内の様子です。積雪はありませんが、中国道・戸河内インターチェンジ と六日市インターチェンジまで 冬用タイヤ規制がかかっています」

最高気温も上がらず、広島市中区では15.1℃。

県内では軒並み、11月下旬から12月上旬並みとなりました。

■女性

「きのう冬物がないことに気付いて、買いに行ってきょうおろしたものが多くて、防寒対策しっかりしたいと思います」

広島市内の最高気温の先週月曜日との差は、実に10℃以上…。

急な気温の変化に注意が必要です。

【2023年11月13日放送】

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