家で過ごす時間を増やすため「俳優業から足を洗った」44歳の米俳優が“引退”理由を告白

米俳優イアン・サマーホルダー(44)が、家で過ごす時間を増やすために「俳優業から足を洗った」ことが分かった。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のデイモン・サルヴァトーレ役で知られるイアンは、ハリウッドから遠ざかって以来、農場で家族と過ごす時間が増えたそうだ。

妻のニッキー・リードとの間に2人の息子がいるイアンは、E!ニュースとのインタビューで話した。「4年ちょっと前に俳優業から身を引き、子供を育て、映画をつくるための会社を立ち上げたんだ」と明かした。

2020年、再生農業と気候変動の影響に焦点を当てたドキュメンタリー『キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来』ではナレーションを務めていた。常に環境問題に情熱を注いできたが、父親となったことで、より焦点を絞るようになったという。

「健全な土壌管理を実践することで、今日、あるいは明日の確かな未来を築くことができる。そして、子供ができれば、自分はもう一人ではないことに気づく。私はこれを子供たちに残していく」「親として、子供たちを見て『ごめんね』と言うのは絶対に避けたい。子供たちを見て、『私たちは何かをした』と言えるようになりたい。『その結果、私たちは未来を確保したんだ』ってね」

イアンはまた、気候変動との闘いに真の変化をもたらす機会が各個人にあると主張。「毎日家を出て、地球上で最も強力な投票権を持つことができるんだ。どの企業を支持するのか?その企業は環境だけでなく、それを支える地域社会の良き管理者か?とね」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社