昨季引退セスクがセリエBで暫定監督に! コモのBチーム&U-19指揮も“つなぎ”で昇格

[写真:Getty Images]

セリエBのコモは13日、BチームとU-19で監督を務めているセスク・ファブレガス氏(36)をファーストチームの暫定監督に据えると発表した。

輝かしい選手キャリアを送ったセスク氏。アーセナル、バルセロナ、チェルシー、モナコという強豪でプレーし、2010年には南アフリカ・ワールドカップ(W杯)でスペイン代表として世界王者の一員にも。最後はコモでスパイクを脱いだ。

昨季限りで現役を退き、今季もコモに残ってBチームとU-19で指導者キャリアをスタート。その一方、ファーストチームはセリエBで現在6勝4分け3敗の5位とセリエA昇格プレーオフ圏内につけているが、13日、モレノ・ロンゴ監督(47)の解任、そしてセスク氏の暫定監督就任を発表した。

セスク氏は新監督が決定するまでの“つなぎ”となり、15日のチーム練習から指揮を執り始めるとのこと。コモの取締役に名を連ねるミルワン・スワルソは、公式サイトを通じて声明を発表している。

「昨季の困難な時期を支えてくれたロンゴの勤勉と献身に感謝している。しかし、我々はコモのサポーターだけでなく、それ以外の人々にも大きな感動とワクワクを与える新たな道へ進む決断を下した」

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