岡山空港で自衛隊統合演習始まる 20日まで 戦闘機や輸送機が飛来

離陸に向け岡山桃太郎空港の滑走路に向かう航空自衛隊の輸送機

 岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)で13日、自衛隊の演習が始まった。20日まで航空自衛隊の戦闘機や輸送機が飛来し、滑走路や駐機場などの状況を確認する。

 午後2時ごろ、迷彩色のC130H輸送機1機が西から飛んできて、ゆっくりと滑走路に着陸。駐機場に入り、隊員が荷物を降ろした。輸送機は約1時間後に離陸した。

 陸海空3自衛隊と米軍の「自衛隊統合演習」の一環で、15~17日にはF2戦闘機が最大4機離着陸する予定。

 同空港での自衛隊演習は初めてで、岡山県内の市民団体などが空港を利用させないよう県に申し入れている。

© 株式会社山陽新聞社