残留を懸けた「神奈川ダービー」へ、ムードは最高潮だ。J1横浜FCは13日、横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターで全体練習を公開した。
前節は鳥栖に快勝し、次節は勝ち点2差で追う17位湘南との“裏天王山”。四方田修平監督（50）はしびれる最終盤での直接対決に、「まだ自力で残留を決められる立場。勝てばいいということでプラスに考えられる」と自信をのぞかせた。
最下位に沈んでいるとは思えぬほど、悲壮感がない。3─1で制した鳥栖戦について「戦う姿勢やセカンドボールの奪い合いのところで相手を上回れた。狙い通りにチャンスをつくれて勝つ流れを自分たちでつくれた」と指揮官。チームを覆う一体感に目を細める。
