明治安田J2最終節(12日・石川県西部緑地公園陸上競技場ほか=11試合)前節11位のファジアーノ岡山はアウェーで金沢と1―1で引き分け、6戦白星なし。勝ち点58(13勝19分け10敗)の10位でリーグ戦を終え、過去最高の3位だった昨季を大きく下回った。
磐田が栃木に2―1で逆転勝ちし、2位に浮上して1シーズンでのJ1復帰を決めた。大宮に2―0で快勝した東京Vは勝ち点75で磐田と並んだが、得失点差で3位。前節2位だった清水は水戸と1―1で引き分けて同74の4位に後退した。
前節7位の山形は同6位の甲府に2―1で逆転勝ちして5位に入った。J1昇格プレーオフの組み合わせは清水―山形(25日)、東京V―千葉(26日)となり、勝者が12月2日に対戦する。
金沢1ー1岡山
前半1ー1
後半0ー0
【評】ファジアーノ岡山は勝ちきれなかった。0―1の前半28分に輪笠のアーリークロスを永井が合わせて同点。以降は両サイドを中心に粘り強く攻め、末吉や福元らアタッカーを投入したものの、決定打を繰り出せなかった。前半12分、田部井のバックパスが相手に渡って決められた先制点が重くのしかかった。
金沢は相手の隙を逃さずリードを奪ったが、その後は好機が少なかった。