今夏、移籍を噂されたマグワイア「ユナイテッドでのプレーを本当に楽しんでいる」

写真:公式戦8試合連続でフル出場中のマグワイア

マンチェスター・ユナイテッドのハリー・マグワイアは、10月7日に行われたプレミアリーグ第8節ブレントフォード戦で勝利に貢献して以来、いいパフォーマンスを見せている。そのブレントフォード戦から8試合すべての公式戦にフル出場しており、ラファエル・ヴァランがケガから復帰しても先発の座を守り続けている。

エリック・テン・ハフ体制になった昨シーズンは序列が低下していた。公式戦31試合に出場し、プレミアリーグでは8試合の先発に留まっていた。今夏マグワイアはウェストハムへ移籍が噂されていたが、結局オファーを断りマンチェスター・ユナイテッドに残留することを選んだ。マグワイアは残留の決断を下したことに正しさを感じており、以下のようにコメントを残した。イギリス『BBC』電子版が報じている。

「昨シーズン出場した試合では、いいパフォーマンスができたと感じていたが、思ったほどプレーができなかった。試合に出場するチャンスがいくつかあったが、監督に自分の実力を証明できなかった。病気にかかり、ケガで2回も故障したため、リズムをつかめなかった。一方で、ヴァランとリサンドロ・マルティネスは素晴らしいパフォーマンスを披露し、数多くのクリーンシートを達成してくれた」

「私はユナイテッドでのプレーを本当に楽しんでいる。自分のポジションを勝ち取るために残留して戦うつもりだった。このクラブには4、5人の素晴らしいCBがいて、ポジション争いは本当に激しいし、私もクラブも競争を求めている」

昨シーズン、マグワイアはマンチェスター・ユナイテッドで満足な出場機会を得られなかったにもかかわらず、カタールワールドカップにイングランド代表として選出された。当時を「自分の経験をうまく利用できた」と語り、以下のように振り返っている。

「準備が整っているかどうか確認するためには、熱心にトレーニングを取り組む必要があった。クラブで試合に出場できていなかったので、私について多くの話題が挙がった。それでも母国のためにいいプレーを続けて、ワールドカップで活躍できる自信はあった」

マグワイアは11月のインターナショナルマッチでイングランド代表に招集されている。イングランド代表はUEFAユーロ予選としてマルタ代表、北マケドニア代表との試合を予定している。

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