プレミアリーグ、今季の「クラブ最速選手」TOP5

およそ3分の1のスケジュールを消化したイングランド・プレミアリーグ。

今回は『givemesport』から「現在のイングランド・プレミアリーグでクラブ別の最速トップスピードの選手」をご紹介する。

アンソニー・ゴードン

クラブ:ニューカッスル

最高時速:36.68km

5位にランクインしたのはニューカッスル・ユナイテッドのアンソニー・ゴードン。1月にエヴァートンから加入した後苦しい時間も過ごしたが、エディ・ハウ監督の下で魔法をかけられた。

ウインガーとして非常に高いレベルのパフォーマンスを発揮しており、現在のようなプレーを続けられたらすぐにイングランド代表にも招集されることになるだろう。

もちろん彼がデビューしてからすぐに速度を発揮していたことは周知の事実であり、今季のデータもそれが事実であることを示している。匹敵するのはアレクサンドル・イサクとジェイコブ・マーフィーだが、まだゴードンには及ばない。

ダラ・オシェイ

クラブ:バーンリー

最高時速:36.73km

ヴァンサン・コンパニ監督が率いるバーンリー。昨季は2部を圧倒的な強さで制覇し、プレミアリーグでもそのオープンな攻撃によって力を発揮してくれると思われたが、期待ほどのパフォーマンスは見せられていない。

ただ、2部リーグと同じようなスタイルを続けるという勇気ある決断の中で、ディフェンダーのダラ・オシェイは素晴らしいスピードを発揮して攻守に貢献している。

時速36.73kmというトップスピードを生かしながら、カウンターを受けた際には一瞬で自陣のゴール前まで戻ってくる。そしてボールを奪ってすぐに前進させるという役割を担っている。

ドミニク・ソボスライ

クラブ:リヴァプール

最高時速:36.76km

ウォルヴァーハンプトン戦で3-1と勝利したリヴァプール。そのときにプレミアリーグ屈指の速度を記録したのがMFのドミニク・ソボスライだった。素晴らしいスプリントでチームの守備に貢献した。

彼はボールを扱う高い技術と、非常に優れた総合的な攻撃能力を持つと評価されてRBライプツィヒからリヴァプールにやってきた。ただ大きな衝撃を与えたことは、中盤における彼の粘り強さと身体的な優位性である。

かつてはウインガーとしてもプレーした彼は、今やリヴァプールにおいて欠かせない攻守の要となっている。

ペドロ・ネト

クラブ:ウォルヴァーハンプトン

最高時速:36.86km

長引く怪我の問題によって非常に厳しい数年間を過ごしてきたポルトガル人アタッカー。本領を発揮するかと思われれば離脱する、その繰り返しを経験したものの、今季の序盤では最も優れたパフォーマンスを見せた選手の一人となった。

マンチェスター・シティを相手に勝利を収めたウォルヴァーハンプトンのなかで不可欠な存在であったし、彼が放ったシュートがルーベン・ディアスに当たってゴールネットを揺らした。

またアウェイでのルートン・タウン戦ではルーズになったボールになんとか追いつき、中に切れ込んでトップコーナーに叩き込んだ。彼のスピードはまさに脅威である。

チドジー・オグベネ

クラブ:ルートン・タウン

最高時速:36.93km

プレミアリーグで1位となったのは、2部から昇格したばかりのルートン・タウンにいるチドジー・オグベネだった。苦しい戦いを余儀なくされているチームの中で、彼のスピードは驚異的である。

最近ではトレント・アレクサンダー=アーノルドが彼とのマッチアップで苦戦しており、カウンターの起点としてその果敢なプレーが威力を発揮している。

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もちろんプレーの正確性については改善の余地がたっぷりあるものの、プレミアリーグにおいて彼の名前は広く知られるようになった。ルートン・タウンの残留に向けても大事な存在であるし、もし降格すれば多くのクラブが彼を求めるだろう。

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