U-22日本代表の静岡合宿がスタート!18日アルゼンチン戦。大岩剛監督「ギラギラ、競争を求めている」鈴木唯人はあすから練習合流へ

18日に静岡市のIAIスタジアム日本平でU-22アルゼンチン代表の国際親善試合に臨むU-22日本代表のトレーニングキャンプが13日、静岡県内で始まった。

前日にJ2最終節を戦い、フル出場で昇格に貢献したDF鈴木海音らは軽めのランニング調整。FC東京のMF松木玖生やドイツブレーメンFW佐藤恵允といった常連組に加え、初招集の独ボルシアFW福田師王らはボールを使って約1時間トレーニングを行った。

静岡市出身でパリ五輪世代代表を率いる大岩剛監督は「全員はまだ揃っていないが、まずはスタートということで体を動かして確認するという1日になった。我々のコンセプトは2年間積み上げて来た、また一つ段階を積み上げていくために今回招集したメンバーでアルゼンチン相手に勝利を目指す」と話した。

最終予選や本大会に向けてレギュラー争いは熾烈。この世代別代表においていわば1.5軍的な立ち位置だったアジア大会準優勝組からは鹿島の松村優太ら4人が今回の代表入り。松村優太は「アジア大会での活躍が認められてここに呼ばれたと思っている。またここで活躍して次も入っていけるように」とアピールを誓う。指揮官は「松村優太に関して言えばスピード、鹿島でやっているそのままを出してくれればいい。選手たちにはギラギラ感、競争力は求めていること。個人の成長があってチーム力は上がっていくので、アルゼンチン戦に出場してアピールをして欲しい」と語った。

この世代で10番を背負うデンマーク・ブレンビーの鈴木唯人、ドイツデュッセルドルフの内野貴史は14日の練習から合流予定。

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