きょう(火)の天気 底冷えの朝 東京など今季一番の冷え込みも日中は日差しにぬくもり 日本海側の雨も範囲狭まる

14日(火)の全国の天気と予想最高気温

 きょう14日(火)も朝は各地で冷え込んでいるが、日中はきのうより気温が上がって、日差しにぬくもりを感じられそうだ。広い範囲で晴れて、日本海側の雨の範囲も狭まる見通し。また、強い北風も西から次第に収まりそうだ。

東京など今季最低気温を更新 日中の寒さは和らぐ

14日(火)午前5時までの最低気温

 きのうは全国の449地点で今季の最低気温を更新したが、けさも各地で冷え込みが強まっている。上空の寒気や放射冷却が強まったことで気温が下がっており、午前5時までの最低気温は北海道標茶で‐7.1℃、長野県野辺山で‐6.9℃。東京都心ではきのうの朝よりも低い6℃台まで下がっており、今シーズン一番の冷え込みを更新した。ただ、日中の気温はきのうより上がる所が多く、昼間の寒さは和らぎそうだ。朝と日中との気温差が大きくなるため、服装選びに気をつけたい。

冬型緩む 晴れエリア拡大

14日(火)朝〜夜遅くの天気分布予想

 きょうは高気圧が張り出し、西から冬型の気圧配置が緩むため、きのうより晴れる所が多くなりそうだ。午前5時現在、山陰から北の日本海側に雨雲がかかっているが、日中は天気が回復に向かう見通し。新潟県周辺など一部で雨が長引く所があり、夜遅くには太平洋側でも局地的ににわか雨の可能性はあるが、範囲は狭い見込み。

北風も西から収まる

14日(火)午前9時と午後3時の風の予想

 きのうは全国的に北よりの風が強まり、東京地方では3年ぶりに「木枯らし一号」の発表があった。きょうも北日本では風の強い状態が続くが、西日本や東日本では次第に弱まる見込みで、穏やかな陽気となりそうだ。
(気象予報士・多胡安那)

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