「工業都市北上」発展の軌跡 北上市立博物館、50周年の特別展

北上市の50年の歩みやまちの変化を振り返る特別展

 岩手県北上市立博物館(渋谷洋祐館長)は同市立花の本館で、開館50周年特別展「MEMORIES 記録と記憶の北上市」を開いている。企業誘致が進み、工業都市として発展してきた地域の歩みを振り返り、街並みの変遷を写真で紹介。思い出や新たな気付きから、来場者それぞれが未来を思い描く機会とする。

 「広報きたかみ」を参考に▽交通▽工業▽観光・民俗芸能▽文化▽スポーツ-の5分野の歩みや歴史をパネルで紹介。市内16地区の空撮写真は1976年と2022年を並べて展示し、住宅地や工業団地、道路の広がりなどを比較できる。

 12月24日まで、午前9時~午後5時(入館は同4時半)。観覧料は一般500円、高校生240円、小中学生170円(北上、奥州、金ケ崎、西和賀の各市町の小中学生は無料)。会期中の休館日は同4、11、18日。問い合わせは同館(0197.64.1756)へ。

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