選手数削減など問題提起へ 28年ロス五輪で国際競技連盟

IOC本部=2020年、スイス・ローザンヌ(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)は13日、スイスのローザンヌで理事会を開き、過去最多の競技数となる28年ロサンゼルス五輪での選手数削減や分配金などについてIOCに問題提起する方針を固めた。

 ロス五輪では野球・ソフトボールやクリケットなど大半が団体球技の5競技が追加され、現在保留のボクシングを含めて計36競技に上る見通し。夏季五輪の上限とする選手1万500人の総枠は超え、IOCは既存競技の選手数を削減して調整をする考えを明かしている。ASOIFのリッチビッティ会長は「これらの(選手数などの)問題は(国際連盟の)運営に大きな影響を与える」と懸念を示した。

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