高速道の除雪作業 安全を祈願 津山で大型車両出動式

津山高速道路事務所を出発する除雪車

 冬本番に向け、高速道路の除雪や凍結防止作業に当たる大型車両の出動式が10日、津山市河辺の西日本高速道路中国支社津山高速道路事務所で開かれた。

 同事務所や県警高速隊北部方面隊など8機関の約80人が参加。神事を行い、除雪車や凍結防止剤散布車など計10台をはらい清めて作業の安全を祈願した。

 出雲真仁事務所長は「今季は暖冬が予想されているが、一時的な寒気で大雪になる可能性はある。万全な準備を心がけてほしい」と訓示。各車両は回転灯や前照灯の動作を点検し、出発した。

 同事務所は中国、岡山、米子自動車道と地域高規格道路・美作岡山道の一部計115.1キロを管理。2022年度の作業日数は前年度より5日少ない62日だった。

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