「非常に順調に回復」左ヒザ手術のネイマール、ブラジル代表のドクターが回復状況を語る「今回が最も深刻なケガ」

ネイマールは南米予選で左ヒザを負傷した[写真:Getty Images]

ヒザに重傷を負い長期離脱となるFWネイマール。ブラジル代表のドクターが経過を報告した。ブラジル『グローボ』が伝えている。
【動画】チャージを受けたネイマールが着地で負傷…

今夏パリ・サンジェルマン(PSG)からサウジ・プロ・リーグのアル・ヒラルへと完全移籍したネイマール。カタール・ワールドカップ(W杯)後の今年2月に足首のじん帯を損傷。手術を受けてプレーできずにいた。

その後復帰したネイマールだったが、10月17日に行われた北中米ワールドカップ南米予選第4節のウルグアイ代表戦で負傷交代。チャージを受けて踏ん張ろうとした際につまづいて転倒。左ヒザを押さえて倒れ込み、両チームの選手が心配してすぐに駆け寄る形となった。

ネイマールは左ヒザの前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を負い、ブラジルで手術。復帰まではかなりの時間を要することとなったが、無事に成功していた。

手術を担当したブラジル代表のメディカルチームのチーフであるロドリゴ・ラスマール氏がネイマールの回復状況についてコメント。初期段階ではあるが、順調であるとした。

「ネイマールは非常に順調に回復している。昨日(日曜日)、私はすでに予定されていた新たな手術後の評価のために選手と一緒にいた」

「もちろん、まだ初期段階ではあるが、とても順調に回復している。それは複雑なケガで、彼はじん帯を断裂しており、しばらく離脱する必要がある」

「また、関連するケガのために、彼は長いリハビリプロセスを経ることとなるが、それを彼は承知している。ただ、その反応はよく、満足している」

なお、復帰の明確な時期については設けないとのこと。今までで最も深刻なケガになっているとし、順調にプログラムをこなしているという。

「医者と患者の関係は、信頼、友情、尊敬に基づいている。これは全て、ポジティブな結果の一部だ。負ってしまった重傷を理解することがとても重要だ。彼は他にもケガやこうした状況を経験しており、これが3回目の手術だった」

「残りの2回は、期間は短かった。今回が最も深刻なケガであり、より時間がかかるため、とても集中して回復に専念する必要がある。彼は我々が提案している全てに従っている」

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