まちの元気復活に 37店参加 地酒や料理など楽しむ いといがわバル街

バル街恒例の糸魚川五蔵の酒の振る舞い。寒さの中で行列ができる盛況ぶり(駅前特設本部)

「いといがわバル街」(同実行委員会主催)が11日、糸魚川駅周辺の飲食店で行われた。各店のお酒やバル街メニューの料理を楽しみに、市内外から訪れた人たちがチケットを手に街中へ繰り出した。

今回で13回目。居酒屋やスナック、カフェ、割烹(かっぽう)など37店が参加した。恒例の糸魚川五蔵の酒の振る舞いは「糸魚川五醸の会」により純米吟醸を提供。午後5時開始に合わせて駅前特設本部前に行列ができる盛況ぶりを見せた。

同市に移住し、6月のバル街に参加してお気に入りのイベントになったという西連地雅樹さん(38)、志穂さん(39)夫妻は「お昼からお店を回っておなかいっぱい。夜はお酒を楽しみたい」と笑顔で話した。

11、12日に同市で開かれた全国削ろう会糸魚川大会にもPRし、出場者や関係者らも参加して楽しんだ。

チケット(5枚つづり)販売数は約380冊。安田貴志実行委員長は「コロナ禍前と比べて少ないが、まちの元気復活に向けた歩みを進められたと思う」と協力に感謝した。

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