「断るたびに金額は増えていって…」オシムヘンがサウジアラビアからのメガオファー明かす「『ワオ!』って感じだった」

サウジアラビアから熱心な勧誘もナポリに残留したFWビクター・オシムヘン[写真:Getty Images]

今シーズンもナポリでプレーするナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)だが、夏にはサウジアラビアからの熱心な勧誘があったようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨シーズンはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33シーズンぶりのスクデット獲得にも貢献したオシムヘン。現在はハムストリングの負傷で離脱中だが、今シーズンもエースとしてセリエAで8試合6ゴールを記録している。

そんなオシムヘンは元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル氏のポッドキャスト『The Obi One Podcast』に出演。夏にはサウジアラビアのアル・ヒラルが週給100万ユーロ(約1億6000万円)超えのオファーを出したとも報じられていたが、それが事実だったと認めつつ、それでもナポリへの忠誠を示したことを明かしている。

「彼らのオファーはクレイジーだったよ。僕が断っても断っても、そのたびにオファー金額は増えていった。文字通り、『ワオ!』って感じだったね! 彼らは決して獲得を諦めなかったんだ」

「でも、僕は『いや、残る』と言った。正直に言って、ナポリが僕を引き留めたがっていたから退団は考えなかったんだ。サウジアラビアからのオファーはとてつもなく大きいものであり、断るのは難しかった。それでもナポリと話をして、残ることに決めたよ」

また、元チェルシーのミケル氏から「来シーズンはチェルシーに来い!(ディディエ・)ドログバが去って以来、僕らは君のような選手を待っているんだ」という誘いを受けたオシムヘンだが、「アフリカの選手にとってプレミアリーグは最も人気のあるリーグ。特にお気に入りのクラブはないけど、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの2つのシャツは持っているよ」と答えるにとどまっている。

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