今シーズン一番の冷え込み ハンターマウンテン塩原でゲレンデづくりが本格化

 13日は、寒気が流れ込んだ影響で各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。冬の足音が迫る中那須塩原市のスキー場では、来月(12月)のオープンに向けてゲレンデづくりが本格的にスタートしました。

 那須塩原市湯本塩原のスキー場ハンターマウンテン塩原では、人工的に雪を降らせる作業が13日から本格的にスタートしました。

 13日は、全国的に気温が下がり宇都宮で5.2度を観測するなど、栃木県内5つの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

 ハンターマウンテン塩原でも標高約1600メートルの山頂部にある上級者コースで、気温が今年(2023年)一番となる氷点下5度まで下がりました。上級者コースでは、今シーズン新たに合わせて11台の降雪機が導入されゲレンデは吹き出た雪で一面は徐々に白く染め上がっていきました。今回新たに導入された降雪機は電気を使い全自動での稼働が可能となり、作業も効率化しているといいます。上級者コースは従来に比べ人手は5分の1と例年10人だった作業員は2人ほどとなり、価格が高騰する石油の使用量も全体で6分の1程度にまで削減できるということです。

 ハンターマウンテン塩原では、今月(11月)20日に安全祈願祭を行い、12月1日からのオープンを目指します。

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