「緊張感持ち職務遂行」 官房長官、副大臣辞任で

記者会見する松野官房長官=14日午前、首相官邸

 松野博一官房長官は14日の記者会見で、過去の税金滞納を認めた神田憲次財務副大臣ら政務三役の辞任が相次いでいることに関し「辞任を重く受け止め、一層の緊張感を持って職務に当たっていく」と強調した。政権の課題として、経済対策の裏付けとなる2023年度補正予算案の早期国会提出と成立に取り組む考えを示した。

 土屋品子復興相は会見で「岸田文雄首相から『国会での予算審議が始まるので、一丸となって頑張りましょう』との呼びかけがあった」と明らかにした。松村祥史国家公安委員長は「こういう時こそ国民に信頼されるように、謙虚で丁寧な姿勢で臨む必要がある」と指摘した。

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