「真・女神転生」「ペルソナ」のアトラスが報酬制度を2024年4月に改定――現社員の平均年収を15%増額し新卒初任給は30万円に

近年の同社が発売するゲームタイトルへの世界的評価の高まりと、その販売実績とIP(intellectual property)のさらなる強化と人材市場における競争力を備えるため、2024年4月に向けて、大幅な報酬水準の改定を行うことになったという。

この改定により新卒初任給は25万7千円から30万円に、現社員の平均年収は15%の増額になるとのこと。また海外の事業展開の好調により、2021年度からは全世界での利益を原資とした業績賞与の支給が実施されているそうだ。

同社では、1986年の創業以来、コンピューターゲームを始めとするデジタルゲーム開発を行っており、「真・女神転生」「ペルソナ」「世界樹の迷宮」シリーズなどの独創的で新たな世界観を持った作品を世界に向けて発信してきた。

引き続き世界中のファンへ魅力的なゲーム体験を届けていくために、社員一人ひとりの働きやすい環境整備が不可欠と考えており、人事制度の改革をはじめとしたさまざまな人事施策に投資を行っていくとしている。

※2024年4月入社の大卒入社の初任給を30万円とします(内訳 基本給:24万800円固定残業手当6万200円(平日残業30時間分))。また、平均年収増加率については正社員・契約社員における平均値を算出しています。アトラスでは2023年4月にも平均年収を5%底上げしており、今年の報酬改定とあわせて社員平均年収は20%増加となります。


© 株式会社イクセル