東証、一時200円超高 米株高好感も上げ幅限定的

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前日の米国市場でダウ工業株30種平均が上昇したことを好感した。平均株価は前日終値から一時200円超値上がりした。ただ当面の利益を確定する売り注文も出て上げ幅は限られた。

 午前終値は前日終値比172円33銭高の3万2757円44銭。東証株価指数(TOPIX)は11.76ポイント高の2348.38。

 2023年9月中間決算で好業績が確認された銘柄が買われたほか、外国為替相場の円安ドル高傾向を支えに自動車など輸出関連銘柄の上昇が目立った。平均株価への影響が大きい半導体製造関連銘柄も買われ、相場の押し上げ役となった。

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