39歳米イケメン俳優 新作『フェラーリ』を批判した観客に暴言 国際映画祭の観客席から気まずい笑い

米俳優アダム・ドライバー(39)が12日、ポーランドで開催中のカメリマージュ国際映画祭の質疑応答コーナーに登場した際、主演映画『フェラーリ』の衝突シーンは「趣味が悪い」と観客から批判され「✕✕✕✕・ユー」と反応した。

マイケル・マン監督による伝記映画『フェラーリ』は、フェラーリ創設者エンツォ・フェラーリ(アダム)が、1957年に1000マイル(約1600キロメーター)のオープンロードレース、ミッレミリアに出場する準備を進める姿を描いている。

この新作は、ペネロペ・クルス、シェイリーン・ウッドリー、ガブリエル・レオーネ、サラ・ガドン、パトリック・デンプシーといった豪華キャストをそろえたにも関わらず、評論家の間では不評。有料の質疑応答で観客からアクションシーンを批判されたアダムは「✕✕✕✕・ユー。知らないよ。次の質問」と回答、観客席からは気まずい笑いが起きた。

その後ネット上で公開された動画には、観客の1人がアダムに「(『フェラーリ』の)衝突シーンをどう思いますか?かなり粗削りで過激で、私にとっては趣味が悪いものだったんです。あなたはどう思いますか?」と質問している姿が捉えられており、アカデミー賞ノミネート歴2回のアダムは、水をゆっくり飲んでから、その答えを口にしていた。

製作費1億1000万ドル(約167億円)の『フェラーリ』は、12月に海外で公開予定となっている。

同新作では、当初クリスチャン・ベールの主演が予定されていたものの、その後ヒュー・ジャックマンに変更、そして最終的にアダムがキャスティングされていた。

そんなアダムは2019年にNPRのポッドキャスト番組『フレッシュ・エアー』に出演した際、ネットフリックス映画『マリッジ・ストーリー』の中で自身が歌っているシーンを聴くように促され、その場を後にした過去がある。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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