2023年6月、静岡県磐田市で酒を飲んで運転し2件のひき逃げ事件を起こした罪に問われている男に、静岡地方裁判所浜松支部は11月13日、懲役2年の判決を言い渡しました。
【写真を見る】「保身のため逃走し無責任」 酒を飲み車運転 高校生と女性を相次ぎひき逃げ 男に懲役2年の判決＝静岡地裁浜松支部
判決を受けたのは磐田市の無職の男（26）です。
判決によりますと、男は2023年6月、浜松市内で酒を飲んだ後、泥酔状態のまま磐田市の市道で乗用車を運転し、自転車を押して歩いていた男子高校生に衝突しけがをさせそのまま逃走。さらにその後、対向車と衝突し運転手の女性にけがをさせそのまま逃げました。
13日の判決公判で地裁浜松支部の高島由美子裁判官は男に対し、「自己保身のために逃走し無責任である」と指摘し、懲役3年6か月の求刑に対し懲役2年の判決を言い渡しました。
