松丸亮吾 “成績300人中の298番から東大へ” 夢が実現できたのは母親が残してくれた遺言

謎解きクリエイターでタレントの松丸亮吾が12日放送の『おしゃれクリップ』に出演。亡き母への思いを明かした。

“謎解きを好きになったきっかけ”を聞かれると、「兄弟ゲンカ」と答えた松丸は、「4人兄弟の末っ子で、兄弟ゲンカ1回も勝てなくて。“今度口ゲンカでこう言い負かして勝とう”とかあるじゃないですか。1番上がアレじゃん。勝てるわけないじゃないですか、口ゲンカで」と、長男でメンタリストのDaiGoを引き合いに出し、納得のスタジオ。

続けて「そんな時に、テレビで“ひらめきで解ける問題”っていうのがやってたんですよ。“IQ120相当、東大生レベルの問題”。その問題を家族で1番最初に解けたのが僕だったんです」と4兄弟で誰よりも早く解いたことを明かした松丸は、「その時にもう“ピカン”ってなって、頭が。“初めてお兄ちゃんに勝った”と。“僕、東大生だ”と思って。“東大に絶対行く”って言って」と、その時の胸の内を告白。

その後、東大生を多く輩出する名門校へ進学したものの、勉強がおろそかになり、成績も300人中298位に。そんな時、持病で入院していた母親が退院して自宅に戻ったといい、「“治った”って思ってたら、実は回復の見込みがなくて、もう自宅療養だったんですね」と回顧。

「父親から“今日が最後かもしれないから部屋に行って母親と話しなさい”って言われて。行ったら急に容態が悪化してて、もうチューブつながって声も出なくてみたいな母親がいて。本当にその日に亡くなっちゃって」と思い起こし、「母親が残した遺言の手記があったんですけど、そこに“亮吾が小学生の時に言ってた、東大に行きたいって夢を私は見届けたかった“みたいに書いてあったんです。その瞬間一気に熱が入って、”勉強をやろう“ってなって」と、母の言葉で意識が変わり、1日15時間の猛勉強を経て見事東大に合格した松丸。

「母親の愛というか残したものがすごく大きくて。こんな僕でも応援してくれてたし、“東大に行きたい”って夢もちゃんと覚えてたし。それを何とか形にしたいってなったのが、最後の高校3年生で感謝しかない」と、亡き母への想いを明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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