インテルの絶対軸チャルハノールを伊メディアも絶賛 「インテリスタの真のアイドル」

すっかり青黒が似合う男となったチャルハノール[写真:Getty Images]

インテルの命運を左右する存在となったトルコ代表MFハカン・チャルハノール(29)。イタリアメディアも惜しみなく称賛している。

シモーネ・インザーギ監督によってインサイドハーフから中盤の底(アンカー)へとコンバートされたチャルハノール。攻撃面でこそ、その才能を発揮するものと思われたかつてのミランの背番号「10」は、意外過ぎるほどにあっさりとマルセロ・ブロゾビッチの穴を埋めてしまった。

ゲーム主将も務めたクロアチア代表MFが去った今季は、いよいよ中盤の底に完全固定。それでもここまで公式戦15試合のスタメン出場で6ゴール1アシストを叩き出し、100%信頼のおけるPKキッカーとしても存在感を放つ。

そんなチャルハノール、イタリア『カルチョメルカート』によると、今夏サウジアラビアのアル・ヒラルおよびアル・アハリから猛烈アプローチを受けていたものの、インテル残留のためにこれを固辞したという。

また、7月には2027年6月まで契約を延長しており、新たな年俸は純額650万ユーロ(約10億5000万円)+ボーナス。これは新キャプテン・アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを上回り、インテルNo.1の額とのことだ。

『カルチョメルカート』はチャルハノールについて「現場からの信頼は絶大。インテリスタの真のアイドル。これからますますインテル・プロジェクトの中心となっていく」と絶賛している。

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