8月に開かれた全日本中学女子軟式野球大会で初優勝した「京都シャイニングヴィーナス」のメンバーで、向日市の西ノ岡中3年藤本凛音さん（15）と勝山中2年原佳江さん（14）が市役所を訪れ、安田守市長に全国制覇を報告した。市のスポーツ栄誉賞を受け取った2人は「優勝できてうれしすぎる」と笑顔を見せた。
三塁手の藤本さんは3回戦で先制点につながるヒットを放つなど活躍した。原さんは補欠として出場した。
藤本さんは2年前、同大会で全国3位だったことを振り返り「1年生の頃に悔しい思いをしたので、絶対に優勝しようと頑張ってきた」と話した。卒業後は京都明徳高に進学し、硬式野球に挑戦するという。原さんは「連覇を目指して頑張る」と決意を表明した。
安田市長は「市民が活躍してくれてうれしい」とたたえた。
