Yiliが中国国際輸入博覧会に6年連続で参加

CIIEのYiliブース

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【上海2023年11月13日新華社=共同通信JBN】第6回中国国際輸入博覧会(China International Import Expo、CIIE)が11月5日、上海で開幕しました。CIIEの「旧友」として、Yili(伊利)は再び開会式と主要フォーラムに参加するよう招かれました。YiliはCIIEで、子会社Oceania Dairyの高品質の商品を展示し、中国の乳業業界の開放性と発展を実証しました。

Yiliは今年のイベントで商品ポートフォリオを充実させ、ニュージーランドの南緯45度の酪農場から供給されたSatineピュアミルク、Yiliの21年間にわたる母乳研究の成果であるJinlingguan RuiHu粉ミルク、New Zealand Champions of Cheese Awardsで金メダルを受賞したWestgoldバターなどの新商品を紹介しました。

イベントの初日、すべてがカーボンネガティブ材料で構築されたYiliのブースには、健康的で栄養価の高い乳製品を試したい来場者が多数集まりました。ブースにはパッケージリサイクル機が設置されました。来場者は牛乳を飲み終えると、空のカートンを「リサイクルポート」に入れ、下の牛乳取り出し口からSatine New Zealand Whole Milkのカートンを手に入れることができました。

この展示会に参加したYiliの子会社Oceania Dairyは、ニュージーランドにある世界最大の総合乳業基地です。この基地は、研究、生産、加工、包装など、多分野の活動を行っています。長年にわたり、Yiliはニュージーランド、タイ、インドネシアなどの国々でプレゼンスを拡大し、オランダ、デンマークなどから牛乳を調達し、技術協力のために、テトラパック、カーギル、ロケット(Roquette)など世界トップクラスのサプライヤーや大学、研究機関と連携してきました。

Yiliは、技術革新の観点ではバリューチェーン全体を網羅する世界有数のイノベーションシステムを持っています。チェーンの復元力を高める多くの技術的前進を実現してきました。例えば、Yiliは室温牛乳中のラクトフェリン保持率を10%から90%以上に増加させた最初の乳製品メーカーです。

デジタル化の観点では、Yiliは産業チェーン全体にデジタルアップグレードを統合し、スマート牧草地、インテリジェント工場を構築し、ドメイン、シナリオ、ライフサイクル全体で消費者業務をデジタル化し、産業チェーン開発の品質と効率を継続的に向上させています。

最近、Yiliは2023年度第3四半期決算を発表、最初の3四半期の総営業利益は「1000億」の大台に迫る974億400万元に達しました。

Yiliは急速に成長しており、大手企業としての強みを利用して、業界チェーン全体が発展機会の利益を得られるよう主導しています。一方では、Yiliは世界的な資源をプールして内モンゴル、寧夏回族自治区、甘粛省、黒竜江省などの地域に現代的な乳業クラスターを構築し、地元の産業発展を促進しています。Yili Modern Intelligent Health Valley(伊利現代インテリジェントヘルスバレー)は、国際的な協力の典型的代表例です。他方で、Yiliは海外でのプレゼンスを積極的に追求し、地元企業とウィンウィンの協力関係を築いてきました。例えば、Yiliのインドネシア乳製品生産基地では雇用の97%以上を現地スタッフが占め、インドネシアの100社を超す高品質のサプライヤーと協力関係を築いています。Yiliは現在、世界で81の生産拠点を運営し、60以上の国・地域に商品を販売し、業績と持続的な成長を強化しています。

Yiliは、CIIEの発足以来、6年連続で参加しています。中国乳業界のリーダーとして、同社はCIIEの発展に貢献してきました。CIIEもまた、Yiliの海外市場のシェア拡大、提携者や顧客との関係の確立、サプライチェーンの強化に役立ってきました。

ソース:Yili Group

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