憧れの「ザ・リッツ・カールトン沖縄」子連れ宿泊記!旅育に繋がるアクティビティも充実

コロナ禍が落ち着き旅行が再開されてきていますが、円安の影響もあり海外旅行はまだハードルが高いという方が多いようです。

筆者の周りでも、特に小さなお子様がいるファミリーでは、コロナ後の海外旅行に慎重になっている方が多いです。

そんななか需要が高まっているのが沖縄!

ここでは、CAメンバーからも「行ってみたい!」との声が多かった「ザ ・リッツ・カールトン沖縄」の子連れ宿泊記をご紹介いたします。

ラグジュアリーホテルの代表格である「ザ ・リッツ・カールトン」ですが、ザ ・リッツ・カールトン沖縄はとても子連れに優しいホテル。

落ち着いた空間の中で、子供の旅育にも繋がるアクティビティが充実しているので、2歳と6歳の息子たちも私たち夫婦も大満足のステイになりました。

沖縄の風を感じる圧巻のロビー

ザ ・リッツ・カールトン沖縄は沖縄北部の名護市に位置しています。

沖縄屈指のゴルフ場「喜瀬カントリークラブ」の広大な敷地に隣接し、目の前には名護湾が広がります。

ホテルに到着すると、可愛い沖縄の民族衣装に身を包んだスタッフの方が迎えてくれます。

ザ・リッツ・カールトン沖縄といえば、この美しいロビーの中庭!

空のブルーまで続くような絵画のような風景に、思わず「きれい〜!」と声が漏れてしまいます。

ザ ・リッツ・カールトン沖縄は、この中庭を中心に、ロビー、ラウンジ、レストラン、テラスが位置しているので、移動中も常に沖縄の風を肌で感じながら、開放感抜群な雰囲気を味わえます。

チェックインタイムには沖縄を代表する弦楽器「三線」の生演奏もあり、心地よい音色に包まれながらチェックインができます。

ウェルカムドリンクで大人はシャンパン、子供たちはパイナップルジュースをいただきました。

オーシャンビューのテラス付き客室

ザ ・リッツ・カールトン沖縄の客室は全室テラス付き。

今回はオーシャンビューのベイデラックスルームに宿泊しました。

ハイフロアだったので、テラスからの見晴らしも抜群。

ベッドルームには広々としたダブルのベッドが2台。

子供の転落防止にベッドガードを用意していただけます。

クローゼットも広いので、荷物が多くなりがちな沖縄旅行でも、すっきりと収納することができました。

ベッド横のソファースペースでは、オーシャンブルーのお皿に盛られた可愛らしいキッズ用のウェルカムスイーツがお出迎えしてくれました。

ベッドルームの隣は、バスルーム・洗面台・化粧室が並ぶウェットエリア。

このバスルームからの眺めも絶景!

沖縄のバスソルトも用意されていて、贅沢なバスタイムに子供たちも大喜び。

洗面台はダブルシンクで広々していて使いやすかったです。

アメニティ

洗面台の引き出しには、歯ブラシ、ヘアブラシ、コーム、かみそり、シェービングフォーム、コットンセット、ヘアゴムなど基本的なアイテムが用意されています。

洗面台にはマウスウォッシュも用意されていました。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはパリの大人気フレグランスブランド「Diptyque(ディプティック)」

スキンケアアイテムは、沖縄産のオーガニックハイビスカスを使用したエシカルコスメブランド「YUMEJIN」のアメニティセットが2023年7月1日より全室に用意されています。

農薬や化学肥料を一切使用せずに栽培したオーガニックハイビスカスのエキスをはじめ、黒糖エキスや月桃など天然由来の成分を配合して作られているスキンケアライン。

肌からも沖縄の恵を感じられるのは嬉しいですよね。

クレンジング、フェイスウォッシュ、スキンローション、ミルク、エッセンスに泡立てネットとオーガニックコットンのポーチ付きなので、滞在中のスキンケアはこれだけでOKです。

キッズアメニティ

チェックイン時にカラフルなリッツキッズのバッグに入った「ザ ・リッツ・カールトン沖縄」のロゴ入りのあひるをいただきました。

洗面台には子供用の可愛いカップと歯ブラシ、化粧室にはオムツ用のゴミ箱も用意されていました。

その他、ベビーオイル、全身シャンプー、ベビーカー、ベビーバスタプ、ベビーベット、踏み台、補助便座、パジャマ(130cm)も事前リクエストで用意してお借りできるそう。

2歳以下のお子様にはレストランやルームサービスでお子様メニュー(無料)があり、哺乳瓶の煮沸消毒は24時間対応なので、乳幼児連れの旅行の際も心強いですね。

沖縄の自然の中で感性を磨くアクティビティ

ザ ・リッツ・カールトン沖縄では、沖縄ならではの自然や文化に触れられるアクティビティも充実しています。

子供でも体験できるものも多く、旅育にも繋がるものが多いのも嬉しいポイント。

今回は下記の3つを体験したので、それぞれご紹介いたします。

・シーサーの色付け体験

・キッズフォトグラファー

・キッズヨガ

シーサーの色付け体験でアートを表現

今回子供たちが興味を持ったのは「シーサーの色付け体験」。

よく見ると1つ1つポーズや表情が違うシーサーの中からお気に入りのものを1つ選び、自由に色付けしていきます。

体験する場所は屋外プールの隣にあるライブラリー。

沖縄に関するたくさんの書籍が並び、ルームサービスでお食事やお飲み物などご注文いただけるパブリックスペースです。

「シーサーは沖縄の守り神なんだよ」と担当スタッフの方に教えてもらった6歳の長男は、自分だけのオリジナルの守り神を作るべく、真剣な眼差しで集中して取り組んでいました。

複数の絵具の色を混ぜて、沖縄の海をイメージしたブルーを基調に、自分が好きな赤や黄色を組み合わせて満足いくシーサーができたようです。

2歳の次男も長男が色付けしているのを見てやりたがり、パパと一緒に色付けに挑戦。

絵具を乾かし、チェックアウトの時にラッピングして渡してくださいました。

色付け体験の後はそのまま夕食まで屋外プール(4月〜10月)でのんびり過ごしました。

更衣室がライブラリのすぐ隣にあるので、水着を持って行けばわざわざお部屋まで戻らずにこちらで着替えられます。

小さな子供がいるとホテル内の移動にも時間がかかってしまうので、有り難いですよね。

プールは水深約80cmのエリアもあり、6歳の長男は足がつくので安心して遊べました。

子供用のインスタントカメラで感性を刺激

リッツ・キッズのアクティビティの一つ、「キッズフォトグラファー」では、滞在中、インスタントカメラをお借りして、自由に撮影することができます。

子供が落としてしまっても大丈夫なようにカバーが付けてあるので安心。

自分専用のカメラに子供たちは夢中。

施設内を散策しながら、「ここがいいかな?」と、自らの感性で美しい風景を切り取って撮影していました。

カメラがあることで、より積極的にきれいなお花や風景など沖縄の美しい自然を探そうと、感性が刺激されていたように感じました。

ホテル周辺をトゥクトゥクでドライブしてくれるサービスもあり、近くの海辺に行き海の写真を撮影することもできます。

沖縄の風にあたりながらのドライブは、とても気持ちよかったです!

1台のカメラで10枚撮影でき、その中から1枚を選んでコンテストに応募できます。

上位3名には、ホテルのロゴ入りグッズが賞品としてプレゼントされるそうなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

朝日を浴びながらキッズヨガに初挑戦

ザ・リッツ・カールトン沖縄では、毎朝グスクテラスでヨガプログラムが開催されています。

どこまでも広がるような空と海、そして美しい朝焼けを眺めながらゆっくり身体を伸ばしていると、心身が緩んでいくのを実感できました。

曜日ごとにスケジュールされている6歳以上の子供向けのキッズヨガプログラムがあるということで、6歳の長男は初めてのヨガに挑戦!

ヨガインストラクターはアルゼンチン出身のディエゴさん。

英語で書かれたヨガかるたを使ってどのポーズをやってみたいか聞いてくださって、最初は少し恥ずかしがっていた長男も、すぐに積極的にレッスンに参加するようになっていました。

うまくできないポーズもあったのですが、それでも楽しかったようで45分間のプログラムを集中して終えて、親である私も驚きました。

ディエゴさんからも、集中力を褒められ嬉しそうな様子。

英語と日本語を混えてのレッスンだったので、英会話を習っている長男は、英語の実践の場にもなったようです。

レストラン「グスク」でディナー

ザ ・リッツ・カールトン沖縄には、イタリアンレストラン「ちゅらぬうじ」、鉄板焼レストラン「喜瀬」、ダイニング「グスク」の3つのレストランがあります。

ディナーはダイニングの「グスク」でいただきました。

南国らしいトロピカルなカクテルや、ノンアルコールのモクテルも充実しています。

「グスク」でぜひ食べていただきたいのは、シグネチャーメニューの「ぐすくすば」(5,800円)

つけめんスタイルで楽しむ沖縄そばで、黒毛和牛サーロインのしゃぶしゃぶと共にいただくのですが、これが最高。

サーロインはその場でシェフが調理してくださり、より食欲が刺激されます。

余熱ですぐに火が通ってしまうそうなので、お肉は早めにいただくのがおすすめ。

溶けるように柔らかくて、思わず舌鼓を打ってしまいます。

そして沖縄そばのお出汁にも感動!

一般的に沖縄そばは、鰹出汁が主流ですが、グスクでは和牛のソーキ(スペアリブ)をじっくり煮込んで作られているそう。

スープの中にはソーキが入っているのでボリュームたっぷりで、男性でも満足できるはず。

沖縄そばの麺によもぎが練りこまれているのも特徴。

沖縄三線の生演奏を聴きながらこだわりの沖縄料理をいただく時間は至福でした。

キッズメニューはチキンカレー、ミニハンバーグステーキ、スパゲッティ、沖縄そばセットなどのメイン料理から前菜、デザートまで種類豊富に用意されているので、好みや食欲に合わせたものを選べます。

子供たちはカレーとリンゴジュースを注文。

唐揚げやポテトもついていて喜んで食べていました。

定番から沖縄料理まで楽しめる朝食ビュッフェ

朝食会場もダイニング「グスク」でいただきます。

キッズヨガを行ったテラスの隣にあるので、ヨガが終わってそのまま向かいました。

ビュッフェスタイルで定番の和食、洋食から沖縄料理まで幅広いなメニューが揃っているので、親も子供も自分の好きなチョイスを楽しむことができます。

筆者は沖縄そばやゴーヤチャンプルーなど沖縄料理を中心にピックアップ。

ホテル朝食の定番、卵料理では沖縄仕様のゴーヤ入りのエッグベネディクトも!

(通常のエッグベネディクトもあります)

意外な組み合わせで驚いたのですが、ゴーヤの爽やかな苦味が卵のまろやかさとマッチして美味しかったです。

ジュースはフレッシュオレンジジュース、グァバジュース、グレープフルーツジュース、ゴーヤドリンクなど南国ならではの爽やかなラインナップで、身体を目覚めさせてくれます。

子供たちは牛乳を気に入ってお代わりして飲んでいました。

デザートコーナーにはパンケーキやフレンチトーストの他、沖縄の銘菓サーターアンダギーも。

いちごジャム、たんかんジャム、紅芋ジャムなど沖縄ならではジャムと生クリーム、カスタードクリームを添えていただきました。

ザ ・リッツ・カールトン沖縄でラグジュアリーな家族時間を

ザ ・リッツ・カールトン沖縄は、長男を妊娠中に一度滞在したことがあったのですが、その際に子連れファミリーを何組か目にして、子供が産まれたらまた来てみたいと思っていました。

今回子連れで滞在してみて、施設、食事、アクティビティ全ての面において、大人も子供も大満足できるような環境が用意されていると改めて実感しました。

海外に行くのは少しハードルが高いけど、子供と一緒にリゾートでリフレッシュしたいと思っている方は、ぜひザ ・リッツ・カールトン沖縄でラグジュアリーな家族時間を過ごしてみてくださいね。

ザ ・リッツ・カールトン沖縄

・住所:沖縄県喜瀬1343−1

https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/okarz-the-ritz-carlton-okinawa/

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