タイヤ外れ女児に当たる、札幌 意識不明、道警が40代男逮捕

北海道警本部

 14日午後1時35分ごろ、札幌市西区平和3条8丁目の市道で、走行中の軽乗用車のタイヤが外れ、近くにいた3~4歳ぐらいの女児に当たった。北海道警によると、女児は意識不明の状態。道警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転していた40代の男を現行犯逮捕した。

 外れたのは左前のタイヤで、オフロード走行用のものだった。車は片側1車線の坂道を下っていた。女児は当時、父親とみられる男性と歩道にいた。

 現場は住宅街で、近くには小学校や幼稚園がある。普段から付近を散歩しているという男性は「朝や午後は子どもがよく通る道。こんな事故が起こるなんて」と驚きを隠せない様子だった。

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