「思いは2世、3世、4世へと…」ブラジル県人会創立70周年 現地で記念式典

ブラジルに移住した愛媛出身者らでつくる県人会が創立70周年を迎え、中村知事や会のメンバーらが出席し、現地で記念式典が行われました。

ブラジル最大の都市・サンパウロで現地時間の今月12日に開かれた記念式典には、中村知事ら訪問団およそ30人が出席し、現地の県人会のメンバーや政府関係者などから歓迎を受けました。

(中村時広知事)
「長い年月の中で思いは2世、3世、4世へと引き継がれて、今なおルーツである愛媛との繋がりを大事にしていただいていること、感謝申し上げたいと思います」

そして、今年度県功労賞を受賞した県人会の元会長で今治市出身の藤原利貞(ふじわらとしさだ)さんに、表彰状が手渡されました。

藤原さんは1976年にブラジルに移住し、愛媛とブラジルの国際交流に尽力したということで、「これからも県と県人会との繋がりを深く保っていきたい」と話していました。

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