宮城・南三陸町産の羊の皮を使用 人気ブランドがオリジナルアイテム制作へ

女性に人気のバッグやジュエリーのブランド、サマンサタバサが、宮城県南三陸町で育った羊の革を使ってオリジナルアイテムの制作に乗り出します。

復興支援で生まれた南三陸わかめ羊を応援しようと、現在は廃棄せざるを得ない羊の革を活用し製品づくりに取り組みます。

わかめ羊を育てているさとうみファーム金藤克也代表や、サマンサタバサジャパンリミテッド米田幸正社長らがプロジェクトについて発表しました。

khbでも放送している番組、ポツンと一軒家で紹介された南三陸わかめ羊の取り組みに感銘を受けたサマンサタバサ米田社長が、さとうみファームの代表に連絡しこのプロジェクトが始まったということです。

さとうみファーム金藤克也代表「最後まで捨てることなく、命をいただいて製品にできることはすごくうれしかったです」

サマンサタバサジャパンリミテッド米田幸正社長「南三陸を元気にするため、地域産業を発展させるためのメードインオールジャパンで取り組んでいく。そういう気持ちでサマンサタバサが世界に発信したいと思います」 2024年度には、さとうみファームから80枚ほどの羊の革を提供し、サマンサタバサの国内工場でバッグや財布、ポーチなどが作られる予定です。

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